最近の住宅展示場でのモデルハウスを見学しますと、家としての機能面を充実させた家がクローズアップされています。耐震性や耐火性を高めて安全性の高い家づくりや、断熱性の高い家や太陽光発電の家は省エネにつながりますので、人気が高まっています。中でも断熱性が高い家は気密性が高く、部屋の空気を逃がしにくく夏は涼しく冬は暖かい部屋になり、燃料費が抑えられて環境にも優しい家になります。気密性を高めるために、断熱材を開発したり窓の構造の機能面を強化したり、部屋の間取りなども影響してきますので、最新の科学的なデータなども駆使してどんどんと進化しています。新築の住宅を手掛けますのは、生涯で一度あるかないかの大切なものです。家は一度建てますと、30年程度は住み続ける可能性が高いですので、外観や内装だけではなく機能面を最初にしっかりと充実させる事が大切です。新築の建売りよりも、大手の工務店やハウスメーカーの注文住宅を利用して、住み心地の良い家造りを手掛けて欲しいです。