注文住宅を購入する際は、無理のない建築までの資金計画を立てて、マイホーム購入までの段階を描き、確実に実行していくことが大切です。
まず、建てたい家の形態や間取り、住みたいエリアなどのマイホームの希望を、家族で話し合って意見をまとめてから注文住宅の会社に相談すると、大まかな建築費用を把握することができます。
一般的な建築費用は本体価格と付帯工事費で、その割合は本体価格が70〜80%、付帯工事費が15〜20%くらいと言われています。
そして、準備できる自己資金の額を把握し、住宅ローンの頭金と借入の金額を考慮しますが、登記や住宅ローンの設定、引っ越しなどにかかる諸費用も、注文住宅の会社に確認しておくと安心です。
それから、住宅ローンの無理のない返済プランを考えますが、頭金は2割以上を用意するのが理想的です。
住宅ローン商品の金利には、全期間固定金利型や変動金利型などの種類があり、返済プランも様々あるので、将来の返済プランに合ったものを選ぶのが望ましいです。
また、注文住宅の建築後にかかる固定資産税や、火災保険料などの諸費用も考慮して資金計画を立てることも大切です。