リスクヘッジに優れた平屋住宅が人気を集めている理由

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高度経済成長の時代から「日本は土地が少ない」というのが定説とされてきました。その狭い土地を有効活用するために、建築物は高層化する傾向にありました。しかし現代では一転して、新築住宅は平屋住宅が人気を集めるようになってきています。理由の一つとしては、「団塊世代の高齢化」が挙げられます。高齢者の絶対数が増加したことで、社会全体が高齢者目線でものを見るようになったのです。つまり高層住宅は階段の昇り降りが多く、高齢者には負担が大きいことがら避けられるようになりました。「なんだ、年寄りの都合か」と切って捨てる若年層も見られますが、それは正しい考え方とはいえません。なぜならば、どんな若者も必ず歳をとるからです。「一生住める家」を目指す見地から、平屋住宅を新築する若年層も増えてきています。また平屋住宅人気には、震災の影響もあるといわれています。耐震性において、極めて優れているからです。リスクヘッジという観点から住宅を考えると、平屋住宅はとてもよい選択肢といえるでしょう。

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